【中学生のヨンデミー活用方法4選】反発されない伝え方や注意点も解説

中学生のヨンデミー活用方法をイメージした画像
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「中学生になった子どもに本を読んでほしい」

「『この本、面白いよ』と名作を勧めてもウザいと反発されてしまう…」

そんな思春期ならではの、親子の読書の悩みを抱えていませんか?

実は、子ども向けアプリのイメージが強い「ヨンデミー」ですが、中学生特有の「親の言うことは聞きたくない」という壁を突破し、読書習慣をつけ直すための最強のツールとして活用できるんです

この記事では、中学生が自ら読書にのめり込むための「ヨンデミー活用方法4選」を解説します

中学生本人が反発しないスムーズな伝え方や、絶対に知っておくべき注意点(卒業のタイミングなど)も包み隠さずお伝えします。

中学生のヨンデミー活用方法

ヨンデミーで読書を楽しんでいる中学生のウサギキャラクター

ここからは、中学生だからこそ実践してほしいヨンデミーの具体的な活用方法と注意点を4つに絞って解説します。
まずは、中学生の読書において最大の壁となる「親子のコミュニケーション」を解決する方法からです。

活用方法①親が直接勧めず、選書をAI(第三者)に任せる

中学生向けヨンデミーの最も効果的な使い方は、ズバリ「親が本選びに一切口出ししないこと」です。

ヨンデミーを親と子の間に入る「中立な第三者」として活用します。

思春期は親がおすすめしても読まない

親が熱心に勧める本を子どもが頑なに拒絶し、不機嫌にそっぽを向いて困惑するペンギンの親子

中学生は自立心が爆発する思春期の真っ只中です。

親が良かれと思って「これ、あんたに良さそうだから読みなさい」と本を渡しても、子どもは「押し付けられた」と感じて無意識に反発してしまいます。

例えるなら、毎朝の「起床」を想像してみてください。

親から「早く起きなさい!」と直接声をかけられると不機嫌になるのに、スマホのアラーム(機械)なら自分ですんなり起きたりしませんか?

生身の人間から直接正論を言われると、人間は自由を奪われた気がして反発したくなる心理があるのです

読書もこれと全く同じです。

親の言うことは聞きたくなくても、ヨンデミーという中立な「AI(システム)」が客観的なデータに基づいて提案する本なら、子どもは驚くほど素直に受け入れて読み始めます

特に現代の中学生は、YouTubeなどで「AIのおすすめ(レコメンド)」に慣れ親しんでいるため、このシステムと非常に相性が良いのです。

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月額2,980円は「親子の仲をとりもつ外注費」と考える

親が必死に本屋で名作を探し、子どもに渡して「まだ読まないの?」と急かし、結局読まれずに険悪なムードになる…。

そんな無駄なストレスを抱えるくらいなら、その手間ごとヨンデミーに任せてしまいましょう。

ヨンデミーの月額2,980円という料金は、単なる「本を選んでくれるサービス代」ではありません。

「親子の無駄なケンカを避け、子どもが素直に本に向き合える平和な環境を買うための外注費」だと考えてみてください。

自力で本を探して親子でケンカになったり、レベルに合わない本を引いて子どもが読書嫌いになってしまうリスクを考えれば、この外注費は決して高くないはずです。

活用方法②児童書ではなく「大人向けの本格小説」を狙う

中学生がヨンデミーを使う際、「子ども向けの簡単な本ばかり紹介されるんじゃ…」「今さら児童書を読むのは恥ずかしい」と抵抗を感じるケースは少なくありません。

ですが安心してください。ヨンデミーが提案する本は、大人が読んでも読み応えのある本格的な小説がしっかりとラインナップされています

【ヨンデミーで紹介される本(一部)】
『バッテリー』
『精霊の守り人』
『そして、バトンは渡された』
『ぼくらの七日間戦争』
『スイマー』

年齢・学年ではなく「今の読書レベル」に合わせるから挫折しない

また、ヨンデミーは「年齢や学年」という大雑把な基準ではなく、AIがその子の「今のリアルな読書レベル」を正確に判定して本をマッチングさせるという仕組みです。

中学生だからといって、いきなり背伸びをして難しい名作を渡されても、読書習慣がなければ数ページで挫折してしまいます。

ヨンデミーでは、最初は本人が「これなら読める」と感じるレベルからスタートし、「最後まで読めた!」「面白かった!」という小さな成功体験を確実に積ませていきます

そして、読解力が上がるにつれて、少しずつ本の構成が複雑になったり、ページ数が増えたりと、AIが絶妙なさじ加減でステップアップさせてくれる仕組みになっています。

だからこそ、本人が「無理なく楽しく読んでいる」うちに、いつの間にか先ほどのポストにあったような本格小説が読めるレベルへと自然に到達できるのです。

活用方法③「キャラクターとのチャット」は無視して本選びツールと割り切る

ヨンデミーには、キャラクター(ヨンデミー先生)とメッセージをやり取りしながら感想を伝えたりする機能が用意されています。

ヨンデミーのチャット画面

中学生にもなると、正直これに楽しさを見いだせず、「面倒くさい」と感じてしまうケースが少なくありません。

もしお子さんがこうした機能に対して「なんか子ども向けっぽくない?」と抵抗感を示したとしても、そこで「せっかくなんだからちゃんとやりなさい!」と怒るのは逆効果です。

ここで大切なのは、「本選びツール」として完全に割り切って使うことです

中学生にとってのヨンデミーの価値は、「今の読書レベルにドンピシャな本を自動で提案してくれる選書システム」です。

ですから、チャット機能やキャラクターとの会話は必要最低限にするか、いっそ無視してしまっても問題ありません。

「読んだ本の記録をつけて、次の面白い本を引っ張ってくるための専用のマシン」と割り切って、AIが選んでくれる本だけを淡々と受け取る。

そんなドライな使い方ができるのも、中学生ならではの賢い活用法です。

活用方法④SNS(読書アカウント)でアウトプットする習慣をつける

友人同士で本の感想を語り合っている様子

今の子どもたちは、自分の「好き」をネットで発信することに抵抗がありません。これを読書にも活かさない手はありません。

ヨンデミーで出会った本の感想を、SNSで発信してみるのです。「#読了」や「#読書記録」といったハッシュタグで検索すれば、たくさんの仲間が見つかります。

いきなり感想文を書く必要なんてありません。『 〇〇(本のタイトル)。面白かった! #読書記録』この一言からで十分なんです。

まずはアウトプットする習慣をつけることが目的ですからね。心配な方は、最初は鍵アカウントで練習してみるのも良い方法です。

全員がそうではありませんが、私が知る限り、いわゆる「読書アカウント」の世界は、穏やかで優しい人たちが多いです。

ネタバレになる発信は、読書の楽しみを奪うので絶対にしないようにしてください

お互いの感想を尊重し、好きな本について語り合う。自分の感想に「いいね!」がつく経験は、読書のモチベーションをさらに高めてくれるはずです。

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中学生がヨンデミーを使う際のよくある質問

中学生がヨンデミーを使う際のよくある質問を紹介します。

ヨンデミーは本を届けてくれますか?

いいえ、ヨンデミーは現時点では本の配送や購入機能はありません。全国の図書館と連携しているので、アプリで貸し出し予約をして、お近くの図書館で借りるといった形式となります。

紹介された本が気に入らなかったらどうしたらいい?

そんな時に役立つのがヨンデミーの「YL相談所」という機能です。

もし「この本、なんだかちょっと違うな…」と感じたら、この相談所を使ってみてください。

そうすると、AIがお子さんの読書レベルを丁寧に見直してくれて、新しくピッタリな本を改めて紹介してくれます。

まるで、行きつけの書店の店員さんに「この本は簡単すぎたみたいで。もう少し、うちの子に合いそうな本はありませんか?」と気軽に声をかけるような感覚です。

中学生がヨンデミーをする際の注意点

最後に、これまでたくさんの親子を見てきた私から、一つだけ大事なことをお伝えさせてください。

ヨンデミーは中学生でも使える素晴らしいサービスですが、あくまで「読書を好きになるキッカケを作るツール」だということを忘れないでほしいのです。

最終的なゴールは、ヨンデミーを卒業しても、自分の意志で本屋に足を運び、「次は何を読もうかな」とワクワクできる大人になること。私はそう考えています。

だから、もしお子さんが「もうヨンデミーはいいや」と言い出したら、無理に引き留めないであげてください。

それは、サービスに興味がなくなったのではなく、もしかしたら「自分で本を選んでみたい」という気持ちが芽生えたサインかもしれません。

その時は、ぜひ親御さんが昔読んで面白かった本をおすすめしてあげてください。

最初は漫画みたいで読みやすいライトノベルだっていいんです。どんな形であれ、本の世界と繋がっていることが何よりも大切なんですから。

読書は、お子さんの世界をどこまでも広げてくれる、一生の友人です。ヨンデミーを上手に活用して、その出会いの第一歩を、ぜひ親子で楽しんでみてください。

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この記事を書いた人
まこと

40代、2児(長男:2020年生まれ / 長女:2024年生まれ)の父。
以前は塾講師として、多くの子どもたちに「読む楽しさ」を伝えてきました。
現在は、「読む力」をアップデートするWebマガジン『読書ジャーナル』の編集長として、自身の体験を交えながら記事を執筆中。